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ローマ期(1C~6C)のゴールド・サンドウィッチ、金層ビーズ、日本では金トンボとも称され、表層と内層の2層ガラス管の間に金箔を挿入した、いわば本来の金トンボです。その後、簡素化された製法が使用され、世界各地で長期に制作されますが、挿入された金箔が美しく胎全体で輝き、本来の金トンボ制作法を体現した美しい色合いの名品です。
表層はクリアなガラスで、引き技法により孔に沿って縦筋が十数本見られ、3本ほどが深い溝には白く粉状物質が付着します。孔面では、表層ガラスが孔に向けて絞られ、側面から伸びる溝も孔に向い曲がり、孔周りに僅かですが少し高い、切り口状の襟も見られます(4-5枚め、18枚め以降光)。
表層のクリア・ガラスの下には、挿入された金箔が高温のために多数の泡状膨らみが見られ、孔に平行し幾本の筋も残されています。また、孔の内側には、表層の深溝に見られた白い粉状物質が一面に付着し、孔周りの白い粉の上には、表層とは異なる質のガラスの輪も見られます。とくに、孔の中1カ所では内層ガラスに、制作時に生じた欠落部分があり(16枚め)、孔からクリアな表層ガラスを確認でき、光を当てますと、この部分の表層だけ明るく黄色に光ります。
白い粉状物質は、銀化しきっていない侵食痕とされ、微かな酸性の水がガラスに浸透し、ガラスのアルカリ成分と化合し、ガラスの表面が粉状に剥離しはじめたときに生じ、その後一定の条件の下で、銀化に至る前の状態です。本品では、銀化でなく挿入された金箔が輝きます。
金トンボは、内と外の2層ガラス管で制作され、外層には、ヘレニズム期(前4C~前1C)の技術革新である、引き技法によって制作されたガラス管を用い、このため長い縦方向の筋が見られます。まず内層のガラス管を製造し、冷えた後に、薄い金属箔(初期に金箔、後に銀箔)で被って接着剤で付着させ、その後、準備された少し大きめで適合する管を選び、吹きガラス技術を応用しガラスの間に空気を吹き込み、大きめの管を金箔付き管に滑り込ませます。
過剰な熱で金箔が傷まないよう注意し、2層の管を線で持ち再加熱切断し、2層は切断部分の他は中空です。金箔の泡は、過剰な加熱によると考えられます。
表層の筋、金箔の泡、カケが、本来の金トンボ制作法を示し、金色に輝く名品です。
サイズ:縦 約6㍉ 幅 約6㍉弱 孔径 約2㍉
| 商品の状態 | 目立った傷や汚れなし","subname":"細かな使用感・傷・汚れはあるが、目立たない |
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